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2021/07/26 ブログ

緊張型頭痛は楽になる!

日本人の頭痛の中で最も多いのがこの「緊張型頭痛」です。15歳以上の日本人の、およそ5人に1人が悩んでいる"お馴染み"の頭痛といえます。
「緊張型頭痛」とは、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛です。
痛みは後頭部を中心に頭の両側や首筋にかけて起こり、「頭をバンドで締め付けられているよう」とか、「頭に大きな荷重がかかっているような感じ」などと表現されます。
痛み以外にも、体がフワフワするようなめまい感を伴うこともあります。
「片頭痛」と違うのは、多くの場合、ズキン、ズキンとした拍動性の痛みではないこと、また、頭を動かしても痛みが激しくなることはないことです。吐いたりすることもありません。そのため、能率は落ちるものの、がまんすれば何とか仕事や家事を続けることが可能で、日常生活に大きな支障をきたす「片頭痛」とはこのあたりが大きく異なります。

「緊張型頭痛」は、男性より女性のほうが1.5倍程度多い割合で生じ、ストレスが大きくかかわっているため、やはり働き盛りの年齢に患者さんが最も多いのですが、全体的にみると幅広い年齢層に分布しています。 このように「緊張型頭痛」は、どんな人にも起こりうる頭痛と言えます。

基本的には医師による問診と診察から頭痛の特徴を割り出し診断されます。頭痛には脳腫瘍・くも膜下出血、膠原病、緑内障など多くの病気が潜んでいる危険性もあるため、これらの可能性を除外するために頭部CTやMRIなどの画像検査、眼底検査、眼圧検査、血液検査などを行うことも有ります。緊張型頭痛を客観的に判断できる検査方法はなく、片頭痛など他の症状と判別が困難な場合もある。

ご自分で市販の頭痛薬を使われることが多く、薬を我慢しすぎたり、逆に使いすぎたりするケースが非常に多くみられます。長期間服用していると薬物乱用頭痛に発展してしまうこともあり、不眠症やうつ病への移行が最も心配される頭痛です。


原因

私たちの頭の重さは、体重の約10%もあることをご存じですか?体重50kgの人は、頭の重さが約5kgもあります。その重い頭部を支えているのが首です。そのため首は、体の中でも緊張しやすく負荷がかかりやすい部位です。
スマートフォンの使用やデスクワークなどにより姿勢が前方に傾いている時も、首には大きな負担がかかっています。
首周りの筋肉が緊張して硬くなると、筋肉内の血流が悪くなり、首につながる頭部への血流にも悪影響が。それが緊張型頭痛を招く原因となります。
緊張型頭痛の予防・改善のカギとなるのは、首周りの筋肉の緊張を和らげ、血行をよくすること。最近では、トリガーポイントとの関連性も指摘されています。トリガーポイントは軽い圧迫でも痛みが誘発される部位のことで、緊張型頭痛では頭の周囲の筋肉にトリガーポイントがあるケースが確認されています。こうしたトリガーポイントの神経への刺激も緊張型頭痛発症のきっかけになっていると考えられています。

 
改善方法

トリガーポイントへのアプローチです。

ポイントに指先で軽く圧迫して「もみもみ」します。

1ヶ所最低1分以上続けて行う。

下記の図の × の所を行います。

コツは、強くしない。出来れば、2分くらいは行う。



  




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