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2021/09/06 ブログ

女性特有の慢性の症状の根源原因はここだった!

甲状腺の病気について
 
甲状腺はどこにあるのか?

甲状腺は首の前側、のどぼとけのすぐ下にあります。
蝶が羽を広げたような形で気管を包み込むようにあり、たて4cm、厚さ1cm、重さ15gくらいの小さな臓器です。
正常の甲状腺は柔らかいので、外から手で触ってもわかりませんが、腫れてくると手で触ることができ、首を見ただけで腫れているのがわかります。





 

甲状腺はどんな働きをしているのか?

甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。
甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。つまり、活動するために必要なエネルギーを作り、快適な生活を送るためになくてはならないホルモンです。
甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。

 

 

甲状腺ホルモンを一定に保つには?
甲状腺ホルモンを調節するために脳から送られる伝令が甲状腺刺激ホルモン(TSH)です。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)は血液中の甲状腺ホルモンのほんの少しの変動も敏感にキャッチして、甲状腺ホルモンの量を一定に保つように指示しています。



 



甲状腺機能は、血液検査で甲状腺ホルモンの量、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の量を測ることで調べることができます。

 

甲状腺に異常があるとどうなるのか?

甲状腺の異常は、おもに3つに分けられます。

· 甲状腺ホルモンが多い状態(バセドウ病など)

· 甲状腺ホルモンが少ない状態(橋本病など)

· 甲状腺におできができた状態(良性,、悪性)

甲状腺ホルモンが多くなったり、少なくなったりすると、全身に様々なつらい症状が現れ、原因がわからない体調不良や疲れがたまった状態などが続きます。

 

甲状腺ホルモンに異常があるとこんな症状が現れます。
4つ以上当てはまるものがあったら、一度血液検査を受けましょう

甲状腺機能亢進で現れる症状(甲状腺ホルモンが多い時)

□疲れやすさやだるさがある
□汗が異常に多い
□暑がりである
□脈拍数が多く、動悸がする
□手足がふるえる
□甲状腺が腫れる
□食欲が旺盛である
□イライラする
□かゆみがある
□口が渇く
□眠れない
□微熱が続く
□息切れがする
□髪の毛が抜ける
□排便の回数が増える
□眼球が出てくる

 

 

 

 

甲状腺機能低下で現れる症状(甲状腺ホルモンが少ない時)

□疲れやすさやだるさがある
□汗が少ない
□寒がりである
□脈拍数が少ない
□むくむ(顔、全身)
□甲状腺が腫れる
□体重が増える
□気力がない
□皮膚が乾燥する
□声がかれる
□眠たい
□物忘れしやすい
□動作が鈍い
□髪の毛が抜ける
□便秘
□筋力が低下する

 

 

 

    

 妊娠を希望する女性は甲状腺の検査を受けた方がいいそうです。甲状腺ホルモンは妊娠や胎児の発育に関わることが分かってきました。

例えば、甲状腺刺激ホルモンが高いほど流産する率が高いという報告があり、甲状腺の病気が専門の医師は「妊娠中の甲状腺刺激ホルモンの推奨値を、国際的な診療ガイドラインでは、上限値を日本より低めに設定し、胎児への影響を注意するよう呼びかけている」と言われています。さらに、「血中の甲状腺ホルモン値が低いと、不妊や胎児の発育に影響する」とも言われています。「妊娠初期の母親の甲状腺ホルモン値が高すぎるか低すぎると、そうでない場合に比べ、子の6~8歳時の知能指数が低く、脳の灰白質の容量が小さいという研究もある」と。

「橋本病の場合、自己抗体を持っていても約9割の人は甲状腺ホルモンの量が不足しないため症状には表れない。そのため自分の病気に気づかない人も少なくない」と専門医は指摘されています。何かいつもより調子が悪いと気づいたら、早めに甲状腺の検査を受けましょう。

 

改善方法

非常にデリケートな症状なので、信用のできる整体などにご相談されると良いと思います。

勿論、当院は施術を行いますし食事のご指導もさせて頂きますが、非常に時間が必要ですのでご理解を頂きたいです。

 

ご相談は、当但馬療術院・kind+整体にて。お気軽にご連絡ください。