2025/04/18 ブログ
テーピングを整体で使う理由とは!痛みの軽減と再発予防の秘訣を公開

膝や腰、足首の痛みに悩まされていませんか?
整骨院や整体に通っても、その場しのぎになっていないと感じている方は少なくありません。運動時や日常生活で同じ部位に繰り返し痛みが出ると、「根本的に改善できる方法はないのか」と不安になるものです。
そんな悩みを抱える方に注目されているのが、整体で使われるテーピング療法です。筋肉や関節の動きをサポートしながら、痛みの軽減や再発の予防を目的として貼るこのテープは、スポーツ選手だけでなく、日常生活を快適に過ごしたい多くの人に選ばれています。
整体で行うテーピングは、キネシオやスパイラルといった種類ごとに特徴があり、症状や目的に応じて選択することで、筋肉や皮膚の状態に合わせた効果的なアプローチが可能です。貼り方や持続時間、入浴時の注意点なども含めて、解説していきます。
但馬療術院では、肩こりや腰痛、頭痛などの症状を根本から改善するための整体を行っています。痛みの原因は、内臓の機能低下や筋肉のアンバランス、関節の不調など多岐にわたります。個別の状態に合わせて、内臓調整や骨盤矯正、筋肉の緩和などを行い、身体全体のバランスを整えます。また、当院では患者様に安心して施術を受けていただける環境を整えております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

但馬療術院 | |
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住所 | 〒669-6941兵庫県美方郡新温泉町あさひヶ丘136-12 |
電話 | 0796-93-0777 |
整体で行われるテーピングとは!基本から効果まで丁寧に解説
なぜテーピングが整体で使われるのか解説
整体におけるテーピングは、ただの固定処置ではありません。筋肉や関節、そして体全体の動きやバランスを整える重要な補助手段として位置付けられています。日常動作やスポーツ動作で負荷がかかる部位に対して、筋肉の動きを補助し、血流やリンパの循環を促進しながら、自然治癒力を高めることが目的です。
テーピングには、筋肉や関節の動きを制限せずにサポートするものや、逆に関節を安定させるために固定するものがあります。整体院では、クライアントの症状や身体の使い方に応じて使い分けられており、貼る部位・角度・テンションの調整によって、身体機能の改善を図るのが特徴です。
- 痛みや炎症の軽減
- 姿勢矯正や骨格のバランス補正
- スポーツパフォーマンスの向上
- 慢性的なコリや張りの軽減
- 動作時の筋肉の再教育
整体では、手技と組み合わせて行うことで、手技後の効果を持続させたり、施術効果を日常生活に持ち帰るための「動くサポーター」の役割を果たす点が評価されています。
テーピングは一時的な処置ではなく、整体の施術方針の一部として、症状や目標に応じて的確に使い分ける必要があるため、専門的な知識と技術が求められます。
テーピングは医療行為?整体・整骨院・整形外科での扱いの違い
テーピングは誰でも扱えるイメージがありますが、実はその提供主体によって法律や制度上の扱いが大きく異なります。整形外科・整骨院・整体院で同じようにテーピングが用いられていても、その背景には違いが存在しています。
医療機関である整形外科では、診断や治療の一環としてテーピングが処方されることがあり、医師が行う場合は医療行為に該当します。保険診療の範囲内で対応されることもありますが、症状や必要性に応じて保険適用の可否が変わることがあるため、事前の確認が重要です。
整骨院では、柔道整復師が施術を行い、一定の外傷(捻挫・打撲・挫傷など)に対するテーピング処置は保険適用されることがあります。ただし、慢性症状や予防目的でのテーピングは自由診療(自費)扱いになることが多く、患者が費用を全額負担する必要があります。
一方、整体院は法律上の医療機関ではなく、民間療法に分類されるため、テーピングの施術もすべて自費となります。保険適用は一切されませんが、身体全体のバランスを見ながら、症状改善を目的とした施術と組み合わせて使用されるケースが多く、自由度の高い対応が特徴です。
施設種別 | テーピングの目的 | 保険適用 | 法的扱い |
整形外科 | 治療の一環(医師判断) | 状況により適用 | 医療行為として合法 |
整骨院 | 外傷への処置(捻挫・打撲) | 条件付きで適用 | 柔道整復師が対応 |
整体院 | 症状改善・予防・補助 | 適用不可 | 医療行為ではない(自費) |
テーピングは本当に効果があるのか!データから読み解く
臨床データ・論文から見るテーピングの有効性
多くの研究では、キネシオテーピングやスパイラルテーピングを適切に施すことで、短期的には痛みの軽減や筋活動の活性化、リンパ循環の促進といった反応が見られることが報告されています。スポーツ選手や高齢者、慢性症状を抱える人々を対象とした研究でも、テーピングが機能改善や生活動作の安定に貢献したという結果が多数示されています。
研究対象 | テーピングの種類 | 主な症状 | 評価指標 | 効果の有無 | 備考 |
高齢者(70代) | キネシオテーピング | 膝関節痛 | 歩行速度・痛みスケール | 有意に改善 | 週2回・4週間で変化 |
アスリート(陸上) | スパイラルテーピング | 肉離れ・疲労軽減 | 筋電図・主観的疲労度 | 改善傾向あり | 回復促進効果が認められた |
デスクワーカー | キネシオテーピング | 肩こり・首の張り | 可動域・痛み数値 | 明確な緩和傾向 | 筋緊張の低下が確認された |
更年期女性 | スパイラルテーピング | 頭痛・不定愁訴 | 自律神経検査・自覚症状 | 部分的に改善 | 精神面の安定も報告されている |
一般成人(腰痛持ち) | キネシオテーピング | 腰痛 | 痛みスケール・姿勢評価 | 改善効果あり | 姿勢保持にも効果があった |
多くの論文では、効果が一時的なものであることも報告されていますが、施術と組み合わせることでより持続的な変化が得られることも明記されています。筋肉のサポートや皮膚刺激を通じた神経系の働きかけによる「姿勢改善」「再発予防」といった面で評価が高まっています。
症状別のテーピングの方法と改善パターン
テーピングが症状に対してどのように作用し、どのような結果が得られるのかは、対象となる症状ごとに異なります。整体では、体の部位や不調の種類に合わせてテーピングの種類・貼り方を柔軟に変えることで、効果を最大限に引き出しています。
症状 | テーピングの目的 | 使用されるテープ | 主な貼付部位 | 改善される傾向 |
肩こり | 筋肉緊張の緩和、血行促進 | キネシオテーピング | 僧帽筋周辺・肩甲骨内縁 | 痛みの軽減、可動域の拡大 |
腰痛 | 姿勢保持、筋疲労軽減 | キネシオ・スパイラル併用 | 腰椎両側、仙腸関節付近 | 起立動作の安定、痛みの軽減 |
足首の捻挫 | 関節の安定化、可動制限 | ホワイトテープ・伸縮テープ併用 | 足首全体・アキレス腱部 | 腫れの軽減、再発防止 |
膝痛 | 関節の位置補正、筋肉サポート | キネシオテーピング | 大腿四頭筋・膝蓋骨周辺 | 歩行時の痛み軽減、動作安定 |
頭痛・自律神経の乱れ | 体の電気バランス調整 | スパイラルテーピング | 頸椎周辺・背中中心部 | 集中力改善、睡眠の質向上 |
肘の痛み(テニス肘など) | 筋腱のサポート、炎症抑制 | キネシオテーピング | 前腕・肘外側 | 筋力低下防止、動作時の痛み緩和 |
部位別テーピングの貼り方ガイド
膝・足首・手首に貼るときのコツと注意点
膝・足首・手首といった関節部位は、日常動作やスポーツ時に負荷がかかる部分です。これらの部位に正しくテーピングを施すことで、動作の安定性を高め、ケガの予防や再発防止につながります。捻挫や関節痛が頻繁に発生する部位であり、関節の可動域を確保しながら適切にサポートする技術が求められます。
部位 | 使用テープ | 主な目的 | 貼り方のコツ | 注意点 |
膝 | キネシオテープ | 関節安定・筋肉補助 | 膝を軽く曲げた状態で、大腿四頭筋から膝蓋骨の外側に向けて貼る | テープがシワにならないように注意、血流を妨げない |
足首 | ホワイトテープ+キネシオ併用 | 捻挫予防・安定化 | 内反方向の動きを制限するようにU字型に貼付し、アキレス腱も軽くサポート | 過度に固定しすぎない、足のむくみに注意 |
手首 | キネシオテープ | 筋腱のサポート・痛み軽減 | 手の甲から前腕に向かって斜めに貼付し、動作に沿わせる | 作業時に剥がれやすいため、長時間の着用は避ける |
膝は歩行や立ち上がり動作に影響を与える部位であり、筋力低下や関節の不安定性に悩む人にとって効果的なサポートが可能です。足首においては、スポーツや階段昇降などで捻挫しやすいため、正しい固定法を身につけておくと安全性が増します。手首のサポートでは、PC作業や家事による腱鞘炎などに対して負荷を軽減することが目的となります。
腰痛や肩こり対策のテーピング方法
腰や肩は、多くの人が慢性的に不調を感じやすい部位であり、整体院でも相談の多い箇所です。テーピングによって筋肉の緊張を緩和し、血流を促進することで、痛みの緩和や姿勢改善に役立ちます。デスクワークや育児などで前かがみ姿勢が多くなる人にとって、テーピングは身体負担を減らすための実用的な方法です。
部位 | 使用テープ | 主なターゲット筋 | 貼付方向 | 改善が期待できる症状 |
腰部 | キネシオテープ | 脊柱起立筋・腰方形筋 | 腰椎から仙骨に向かって縦に2本、左右斜め方向に1本ずつ | 腰のこわばり、反り腰、慢性腰痛 |
肩部(肩こり) | キネシオテープ | 僧帽筋上部・肩甲挙筋 | 首筋から肩先に向けてV字型に貼る | 首のだるさ、肩の張り、緊張性頭痛 |
肩甲骨周辺 | スパイラルテープ | 菱形筋・僧帽筋中部 | 肩甲骨内側から背骨に向けて、斜めに格子状に貼付 | 姿勢改善、呼吸の浅さの改善、背中の痛み |
いつまで貼るべきか、入浴や貼り替えの注意点を解説
テーピングを貼ったまま入浴してもいい?剥がれ対策とケア方法
テーピングを施したまま入浴しても基本的には問題ありませんが、注意すべき点がいくつか存在します。使用するテープの素材や肌質、入浴環境によっては、剥がれやすくなる場合や、肌に負担をかけてしまうこともあります。そのため、正しいケアと対策を知ることが大切です。
一般的に使われるキネシオテープは伸縮性があり、汗や水分にある程度の耐性を持っています。しかし、長時間の入浴やシャワーを直接当て続けると、テープの粘着力が低下し、剥がれやすくなる可能性があります。
- 湯船に長時間浸かる
- シャワーを直接あて続ける
- テープの端が浮いている状態で水分が侵入する
- 体を強く擦る動作
これらのリスクを軽減するために、以下のような対策が有効です。
- 入浴前にテープの端を医療用の撥水フィルムなどでカバーする
- 湯船には短時間のみ浸かる
- シャワーはテープ部分を避けて使用する
- 入浴後は清潔なタオルで優しく水分を拭き取る
ラップでテープ部分を包むという方法もありますが、密閉性が高くなるため、皮膚が蒸れてしまう可能性もあるため注意が必要です。
チェック項目 | 内容 |
テープが浮いていないか | 端がめくれていたらすぐに貼り替える |
皮膚が赤くなっていないか | 炎症やかぶれの兆候がないか確認 |
湿気が残っていないか | タオルドライ後、ドライヤーで軽く乾かすと効果的 |
かゆみや違和感があるか | 異常を感じたら無理せず除去する |
正しいケアを行えば、テーピングは入浴中でも十分なサポートを維持することが可能です。ただし、無理に貼り続けることが逆効果になることもあるため、少しでも異変を感じた場合は早めの対処を心がけましょう。
貼り替え頻度と持続時間の目安
テーピングの貼り替え頻度や持続時間は、使用するテープの種類、貼付部位、使用目的、そして個人の肌質などにより異なります。整体や日常生活でのテーピングは、継続的な使用による効果を見込むことが多いため、適切な貼り替えタイミングを把握することが重要です。
テープの種類 | 推奨貼付期間 | 特徴 | 使用上の注意 |
キネシオテープ | 1日〜3日 | 伸縮性があり、筋肉のサポートに適している | 汗や水分に強いが、長時間は皮膚負担が増す |
スパイラルテープ | 1日程度 | 特殊な配置により身体バランスに作用 | 剥がれやすいため貼り直しが前提となる |
ホワイトテープ | 数時間〜1日 | 非伸縮性、固定に特化 | 長時間使用すると皮膚への圧迫負担が大きい |
貼り替えの判断基準としては、次のようなポイントがあります。
- テープの端が浮いた、めくれた
- 汗や水分で粘着が弱くなった
- 皮膚にかゆみや赤みが出てきた
- サポート感が薄れてきたと感じる
このような変化が見られた場合は、できるだけ早めに新しいテープに貼り替えることをおすすめします。無理に使用を続けると、かぶれや皮膚炎の原因になることもあるため、使用状況に応じて柔軟に判断しましょう。
貼り替えを行う際には、肌の状態を整えてから新しいテープを貼ることが大切です。
- 古いテープをゆっくり剥がし、皮膚を傷めないようにする
- 石けんなどで軽く洗浄し、皮脂や汚れを落とす
- 完全に乾燥させてから、新しいテープを貼る
貼り替えのタイミングを適切に管理することで、テーピングの効果を最大限に引き出し、症状改善やパフォーマンスの向上を目指すことができます。
肌トラブルを避けるためのポイントと注意点
テーピングは皮膚に直接貼るため、長時間使用することでかぶれや赤みなどの肌トラブルが発生することがあります。敏感肌の方や、汗をかきやすい季節には注意が必要です。快適かつ安全にテーピングを続けるためには、事前の対策と日常的なケアが欠かせません。
トラブルの種類 | 主な原因 | 対応策 |
かぶれ | テープの粘着成分、通気性不足 | 肌に優しいテープを選ぶ、通気性の確保 |
赤み・炎症 | 長時間の貼付、過度なテンション | 貼付時間の短縮、貼り方の見直し |
かゆみ | 汗や蒸れによる刺激 | 入浴後はよく乾かす、清潔を保つ |
皮膚の剥がれ | テープ剥がし時の摩擦 | ゆっくり剥がす、専用リムーバーを使用 |
まとめ
整体で行われるテーピングは、単なる固定や保護の手段ではなく、痛みの軽減や身体機能の改善、そして予防にまで幅広く活用されています。キネシオテープやスパイラルテープといった種類の選択や、貼り方の工夫次第で、筋肉や関節へのサポート効果が大きく変わってきます。
膝や腰、肩、足首などの主要な部位に加えて、股関節や太もも、手首といった細かな部位でも適切な貼付方法を知ることで、症状の改善や日常動作の安定につながります。貼る部位ごとの特徴や注意点を理解し、目的に合ったテープの種類と貼り方を選ぶことが、テーピングの効果を最大限に引き出すための鍵となります。
整体の現場では、テーピングを単独で使うのではなく、施術と併用することでより効果的な結果を目指しています。慢性的な不調や繰り返す痛みがある方にとって、テーピングは負担を軽減しながら改善を目指せる、身近で実践的な手段です。
自分に合った使い方を知り、信頼できる施術者のもとで正しく取り入れることで、無駄な不安や出費を避けながら、日々の生活をより快適に整えていける可能性が広がります。今抱えている悩みも、適切なサポートが加わることで、少しずつ変わっていくはずです。
但馬療術院では、肩こりや腰痛、頭痛などの症状を根本から改善するための整体を行っています。痛みの原因は、内臓の機能低下や筋肉のアンバランス、関節の不調など多岐にわたります。個別の状態に合わせて、内臓調整や骨盤矯正、筋肉の緩和などを行い、身体全体のバランスを整えます。また、当院では患者様に安心して施術を受けていただける環境を整えております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

但馬療術院 | |
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住所 | 〒669-6941兵庫県美方郡新温泉町あさひヶ丘136-12 |
電話 | 0796-93-0777 |
よくある質問
Q.整体で使用するテーピングにはどのような種類がありますか?
A.整体で使われるテーピングには、主に伸縮性の高いキネシオテーピングと、身体のバランスを整えるスパイラルテーピングがあります。キネシオは筋肉や関節の動きをサポートする目的で使われ、日常生活やスポーツ時の痛みの軽減に有効です。一方、スパイラルは自律神経や姿勢バランスへのアプローチが特徴で、皮膚や筋肉の刺激を通して身体全体の状態を整えることが期待されます。それぞれの特徴を理解し、症状や目的に応じて選択することが効果的なケアにつながります。
Q.テーピングを貼ったまま入浴できますか?剥がれが心配です
A.テーピングを貼った状態でも入浴は可能ですが、剥がれを防ぐためにはいくつかの対策が必要です。テープの端をしっかり固定する、入浴前にラップや撥水フィルムで覆うなどの方法が効果的です。入浴後は濡れたテープを優しく拭き取り、ドライヤーで軽く乾かすと粘着力の維持につながります。貼りっぱなしにせず、肌の状態を確認しながら適切な頻度で貼り替えることも、皮膚トラブルの予防につながります。
Q.テーピングの貼り替えはどれくらいの頻度が適切ですか?
A.使用しているテープの種類や肌質、貼っている部位によって適切な貼り替え頻度は変わりますが、一般的には一度貼ったテーピングは数日以内を目安に貼り替えることが推奨されています。長時間貼り続けると皮膚に負担がかかり、かゆみやかぶれの原因になる可能性もあります。とくに汗をかきやすい季節や運動後は、テープが湿気を含んで剥がれやすくなるため、皮膚の状態を確認しながら定期的な貼り替えを心がけることが大切です。
Q.整体のテーピングで本当に痛みや不調は改善されるのでしょうか?
A.テーピングは痛みのある部位を直接的に固定するだけでなく、筋肉の緊張を緩めたり、動きの制限を補助したりすることで、自然治癒力の促進に働きかけます。整体では、キネシオテーピングやスパイラルテーピングなどの特性を活かし、関節の動きや筋肉のバランスを整える施術と組み合わせることで、より高い効果を目指しています。症状によっては即時に身体の軽さを実感できるケースもあり、継続的に取り入れることで日常動作の快適さや再発予防にもつながります。
医院概要
医院名・・・但馬療術院
所在地・・・〒669-6941 兵庫県美方郡新温泉町あさひヶ丘136-12
電話番号・・・0796-93-0777